【プレシス横濱山手パークフロント】現地周辺を見て来ました。根岸森林公園隣接。山手駅9分の高台山元町のマンション現地周辺・環境を見て来ました②


こんにちは。

前回の記事で、根岸森林公園隣接のマンション、プレシス横濱山手パークフロントへ、最寄り駅のJP山手駅から歩いてのアプローチをご紹介しました。
今回はその続きで、現地周辺の様子をお届けしたいと思います。


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【プレシス横濱山手パークフロント】現地周辺を見て来ました。根岸森林公園隣接。山手駅9分の高台山元町のマンション現地周辺・環境を見て来ました②


さて、無事に歩いて山手駅から到着したプレシス横濱山手パークフロント現地。さっそく周辺を見て廻りたいのですが・・おっと、マンション建設現場前にいきなり目に入る大きな青い看板。そうここは・・。




Commander Fleet Activities Yokosuka(在日米海軍横須賀基地司令部)・・そうここは在日米軍の根岸住宅地区だったところです。


横浜市のホームページより。赤線の中が根岸住宅だったところです。

この中はアメリカ。日本人は基本立ち入り禁止だったところですよね。




根岸住宅地区がアメリカから返還された・・というのはずいぶん前に聞いていたのですが、その後どのようになっているのか良く知らなかったのですが、最近の動きは同じく横浜市のホームページによると以下の通りだったようです。




平16.10.18
日米合同委員会において、返還の方針が合意された。
平21. 2.20
米海軍横須賀基地司令部と根岸住宅地区などを対象とした「災害対応準備及び災害救援の共同活動に関する覚書」を締結した。
平22. 3.27
根岸住宅地区の民間土地所有者等の組織「米軍根岸住宅地区返還とまちづくりの会」が設立された。
平24. 3.24
「米軍根岸住宅地区返還とまちづくりの会」から民間土地所有者等の合意形成を図る「米軍根岸住宅地区返還・まちづくり協議会」へ移行した。
平24. 7.25
「米軍根岸住宅地区返還・まちづくり協議会」が横浜市地域まちづくり推進条例の規定に基づく地域まちづくり組織に認定された。
平26. 8.25
根岸住宅地区の4か所のゲートのうち2か所が閉鎖された。
平27.12
米軍人、軍属及びその家族等の米軍関係居住者がすべて退去した。
平28. 7. 4
住宅地区側のゲート1か所を残し、管理事務所側のゲートが閉鎖された。


ちょっとプレシス横濱山手そのものからは離れてしまうのですが、この根岸住宅地区の返還後の活用が気になったので少し調べて見ました。

横浜市のHP
  平成16年10月に返還方針が合意された根岸住宅地区は、約6割を占める国有地と約4割の民有地がモザイク状に混在しています。跡地利用について、本市では「ヨコハマの歴史・文化を伝える庭園散策空間」をテーマに設定しています(「米軍施設返還跡地利用指針」より)。
 平成22年3月に根岸住宅地区の民間土地所有者等の組織「米軍根岸住宅地区返還とまちづくりの会」が設立され、平成24年3月には、「米軍根岸住宅地区返還・まちづくり協議会」に移行しました。同年7月には、横浜市地域まちづくり推進条例の規定に基づく地域まちづくり組織として認定されました。
 本市では、民間土地所有者等と返還・跡地利用の課題を共有し、まちづくり検討を進めています。



上記の横浜市が平成18年6月に発表した米軍施設返還跡地利用指針によると。

(ちなみにこの資料にはなかなか興味深い歴史についても触れてあります。かつて、米軍の進駐が首都東京に集中しないために敢えて横浜にその施設を広範囲に集中させてこと。そのために横浜はその後の戦後復興において、かなりのハンデを負ったとされています。
結果独自の横浜文化を生み出すことにもなりますが、戦後の横浜の発展や歴史に様々な影響を及ぼしていたんですね)


根岸住宅地区 ~ヨコハマの歴史・文化を伝える庭園散歩空間~
横浜都心部に近接し、海の見える丘の芝生に囲まれた米国風住宅地という、独特の景観や環境を活用しながら、接収の歴史、文化を伝える憩いの空間の形成を目指します。




 ポイントとしては、公園西側の米国風住宅エリアについてはその景観を可能な限り残して、接収の歴史を伝えながら、独自の雰囲気を伝える場所にしていく。

東側の公園と一体となっているところは、公園との景観の一致をしながら、根岸森林公園の魅力をより伝えるような場所として活用していく。とのこと。

国有地6割、民有地4割ということですから・・地権者の意向もあり、なかなか難しい舵取りにはなりそうですね。間違いなく独自の文化と環境を伝えるエリアですから、何とか良い活用をしていただきたいものです。



さてさて、プレシス横濱に戻ります。こんな独特な歴史と雰囲気を持った新しいマンション、やっぱり興味深いですよね。根岸住宅地区の再開発次第ではこの辺り、将来更なる魅力が追加されるかも知れません。





交差点側正面からのマンションの外観です。道路はバスや車の通りは少なくないですが、道幅も広くないですし、車の音はさほど気にならないと思います。

前に駐車している車が多いのですが、これは公園に来ている人なのかな?






マンション側から交差点を見ます。左手すぐにバス停があります。





上にも書いたのですが、路駐している車が多いのです。天気の良い日曜でしたから、公園の駐車場から溢れてしまうのかな?切符切られないか心配してしまいますが。

お花見のシーズンとかは車が溢れて大変そうですね。人気の公園が近いから仕方ないと言えばそうですが、少し気になった風景です。





公園へと続く道・・。青い空と、緑。









このような標識も歴史になって行くのですね。






山元町4丁目のバスはすぐ目前にあります。





頻繁にバスが来ていました。



以上、プレシス横濱パークフロントの現地周辺の様子をお届けしました。

緑豊かな根岸森林公園、そして独自の雰囲気を持つ根岸住宅地区と、この場所ならではの特徴がある物件だったと思います。横浜の歴史や文化が好きな人にとってはとても気になるマンションだと感じます。

頻繁なバス便や車が中心のアクセスになりますが、山手駅に歩くことも無理ではありません。ただ高台の住宅地に良くあることですが、コンビニや商店などは周辺にはほぼ皆無、静かな環境を取るか利便性を取るか、さてどうでしょうか。



プレシス横濱山手パークフロント

所在地:神奈川県横浜市中区山元町五丁目198番2(地番)

交通:JR根岸線「山手」駅徒歩9分
   横浜市営バス「桜木町駅前」バス停より22分
   「山元町四丁目」バス停下車徒歩1分

地域・地区: 第一種住居地域・準防火地域・第4種高度地区・日影規制4.0h-25h/4.0m・緑化地域・周辺地区または自動車ふくそう地区


構造・規模 鉄筋コンクリート造地上7階建





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