photo credit: Universal Pops (David) via photopin cc
私はかつて、不動産業界に勤めていましたが、ある企業に入社したとき、その時の上司に恵まれ、非常に貴重なアドバイスと指導を受けました。
◇本物の良い不動産を見る
それは、とにかく、本当に良い、優れているとされる不動産、マンションでも一戸建てでも、を出来る限り沢山見て、そしてそれを体験として自分自身に蓄積して不動産を見分ける力を養うということでした。
ここでのポイントは、本当に良いものを見るというところです。住居としての不動産の価値は、その建物自体はもちろん、周辺の環境など多くのことに左右されます。施工の企業やスペックは目で見て分かりますが、環境の空気感というものは、見分けるには経験が大きく物を言います。
私はほんとに上司に恵まれ、高級不動産を扱っていた部署ということもあり、とにかく多くの優れた物件やエリア、環境を見て歩くことが出来ました。
料理や音楽もそうですが、不動産も、本物の価値がわからないと何が良いか悪いか理解することは出来ないと思います。
たから本当に良いものから見ていくことがとても大切です。
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◇マンションや住居購入に失敗は許されないから。
不動産業界を離れた今でも、その修行期間の体験は大きな財産として残っています。
マンションなどの住居を購入する際、だれでも予算が限りなくあれば問題がないですが、そんな訳には行きません。
ですから、限られた予算内で間違いなく優れた物件を取捨選択する力が必要になってきます。
不動産会社は良いことしかいいませんから、本質を見抜く力は各、個人、個人が磨く必要があるのです。
小さな買い物であれば失敗を繰り返してもいいですが、マンションや不動産はそうは行きません。
一回一回が勝負です。
そのために多くの準備とシュミレーションを積む必要があります。
◇たくさんのマンション、住居と人気の街を見よう。
これからマンションや住居を買おう、でも不動産の知識に不安があるというかたは、とにかくたくさんの良い物件を見ることをお勧めします。
自分の予算よりも上の物件、評判の物件の新築であればモデルルーム、新築を考えていても、人気の物件の中古販売などが出ていたら、内見をたくさんするべきです。
そしてたくさんの良い建物や環境を見て、自分に知識と経験が備わったとき、いざ自分の本当の買い物のときに、その物件の何が優れていて、何が足りないのかが自然と分かるようになると思います。
不動産を購入する価値観はそれぞれですが、本物の価値というものは案外共通しているものです。しかし不動産は生き物であり、二つとして同じものがないために、それを頭でなく、嗅覚で理解して、直感的に分析できることがとても大切です。
ぜひ、多くの物件や街を自分自身で歩いて、感じて、見分ける力を身につけて下さいね。
そうしたら、きっと素晴らしい住まいと出会えるはずです。
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